北朝鮮から金沢の妹に「元気でおれよ」 寺越武志さんの最近の写真など届く
61年前に能登沖で行方不明になり、その後、北朝鮮で生存が確認された寺越武志さん。現在も北朝鮮で暮らしていますが、最近の姿を収めた写真と動画が金沢市に住む妹のもとに届きました。
こちらが最近北朝鮮で朝鮮総連の関係者が撮影したとされる寺越武志さんの写真です。
そして...
寺越武志さん(75):
「私は本当に生活費受け取りました」
動画のデータもあり、金沢に住む妹からの支援に対して、感謝する姿が収められていました。
武志さんは北朝鮮による拉致の疑いが指摘されていますが、日本政府は拉致被害者として認定していません。
また、22年前に一時帰国を果たしたものの、その後は途絶えています。
武志さんの妹によりますと、10月22日に北朝鮮から国際電話があり、武志さんは「俺も元気にしとるからお前も元気でおれよ」と話していたということです。