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パイロット目指す学生が能登で地震後初フライト 空から見た被災地は… 石川・輪島市の日本航空大学校

2024年9月11日 19:23
パイロット目指す学生が能登で地震後初フライト 空から見た被災地は… 石川・輪島市の日本航空大学校
のと里山空港に隣接する日本航空大学校が学生たちの飛行訓練を11日から再開させました。元日の地震以降、初めてとなる能登でのフライトです。

「敬礼!」

11日、輪島市の日本航空大学校には、パイロットを目指す操縦科の3年生6人の姿がありました。能登半島地震の影響で校舎が断水し、空港の滑走路に亀裂が入ったことから、学生たちは県外に避難。能登での飛行訓練はおよそ9か月ぶりです。


「赤尾以下2名、搭乗します。教官:よし!」

およそ1時間の飛行訓練。震災後、初めて見る能登の上空はどのように映ったのでしょうか。


操縦科 赤尾拓哉さん:
「いろんなところに地震の影響が少し残っていて、復興もまだまだなのかなという思いの中、きょうは飛びました。能登で訓練できるというのでみんなの勇気づけになったらいいなと思っています」

日本航空大学校では、来月以降、大型ヘリコプターの整備を学ぶ学生たちも戻り、訓練を行う予定だということです。

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