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さだまさしさん 奥能登で…「寂しかないか~お金はあるか~」歌声で被災地を応援

2024年4月15日 18:50
さだまさしさん 奥能登で…「寂しかないか~お金はあるか~」歌声で被災地を応援

地震の被害を受けた石川県珠洲市に歌手のさだまさしさんらが訪れ、歌を通じて復旧・復興を呼びかけました。

珠洲市にある「須須神社」を訪れたのは、歌手のさだまさし さんです。
奈良県の薬師寺で執事長を務める僧侶の大谷 徹奘さんが神社への支援を呼びかけ、今回、実現しました。

さださんは集まった大勢の住民の前で2曲、歌を披露しました。

♪北の国から
♪案山子

さだ:
「寂しかないか~お金はあるか~」
全員:
「ない!!」
さだ:
「元気出していこうよ!」

ほかにも祖父が珠洲市生まれの半崎美子さん。

毎年、須須神社に参拝に訪れているという相川七瀬さん。

ことし9月に珠洲市でコンサートを行う予定の泉谷しげるさんも参加し、それぞれ歌を通じて、能登の復旧・復興を呼びかけました。

「心にしみました。歌声がきれいでメッセージ性のある歌を歌ってくれて」
「来てくれたこと自体が嬉しい」
「時々これが夢か現実か分からなくなるけど、これからも前を向いて頑張りたい」

その後、地震で犠牲になった人たちに向けお経を読み上げ、最後は全員で気持ちを一つにしました。

さだまさしさん:
「奥能登の里山の美しさ、こういうことで消え失せては困る」

「前より美しい里山になるようにと祈りを込めてみんなで歌いました」

さださんらはきょうこの後、能登町と穴水町を訪れ、義援金300万円ずつを寄付したということです。

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