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輪島塗復興にむけ地場産業が支援 新たな人材養成施設 輪島市内に設立へ

2025年1月6日 11:55
輪島塗復興にむけ地場産業が支援 新たな人材養成施設 輪島市内に設立へ
能登の地場産業で伝統工芸品の輪島塗を支援しようと、輪島市内に新たな人材育成の施設が設けられることになりました。

輪島塗の事業者は、去年の地震や豪雨で大きな被害を受け、将来に不安を抱く若い世代の人材流出が懸念されています。

こうした中、石川県の馳浩知事は「産学官石川復興プロジェクト会議」の一環として、輪島塗の人材を育成する施設の設置計画を明らかにしました。

施設は、年5人ほど、40歳以下を対象とし、輪島塗の技術のほか、現代の生活や海外のニーズをとらえた商品開発などを2年間かけて学びます。

建設地は石川県輪島漆芸美術館などが立地するエリアを見込んでいて、2027年度の開設を目指すということです。

一方、6日に年頭あいさつを行った馳知事は、石川県の幹部職員に対し、創造的復興や経済面における成長戦略など5つの目標を掲げ「復興元年として全庁あげて取り組みたい」と語りました。

最終更新日:2025年1月6日 17:32
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