特区の石川・中能登町で“どぶろく検定” 「しっかりとした味わいに…」
国から「どぶろく特区」の認定を受けている石川県中能登町で、神事に用いるどぶろくの出来栄えを確認する検定が行われました。
米から作る白くにごった酒「どぶろく」は、製造には税務署からの免許が必要です。
14日は、金沢国税局の職員が、今季のどぶろくのアルコール分など出来栄えを確認する“どぶろく検定”が行われました。
中能登町では、来年度、全国の生産者が一堂に会する「全国どぶろく研究大会」が行われる予定で、試飲の機会が増えることからことしは、去年より100リットル多く500リットルを製造したということです。
金沢国税局鑑定官室・坂本 和俊 室長:
「しっかりとした味わいがあって、お米がしっかりと発酵して、うまみが出ていると思います」
天日陰比咩神社・船木 清崇 禰宜:
「(能登の)復興とか復興後さらに繁栄していくとか、災害が起きないようにというような思いを込めて、どぶろくの醸造をした」
どぶろくは12月5日の新嘗祭で神前にお供えされた後、参拝者に振舞われるということです。
最終更新日:2024年11月14日 16:03