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鹿児島市与次郎のフレスポジャングルパーク 2027年夏前にリニューアルへ 学生のアイデアで“デザインコンペ”を実施

2025年1月14日 19:30
鹿児島市与次郎のフレスポジャングルパーク 2027年夏前にリニューアルへ 学生のアイデアで“デザインコンペ”を実施
 鹿児島市与次郎フレスポジャングルパークが2027年夏前のリニューアルを計画していることがわかりました。学生のアイデアをリニューアルに生かす「デザインコンペ」が行われます。鹿児島初の取り組みです。

(内田直之キャスター)
「鹿児島市与次郎のフレスポジャングルパークです。平日にも関わらず次から次に多くの人が訪れています。この人気施設が2027年夏前を目標にリニューアルを計画していることがわかりました」

 今では知らない人も多いかもしれません。この場所には元々、県内最大規模の遊園地がありました。1972年に完成したジャングルパーク遊園地は年間およそ30万人が訪れる人気スポットでした。しかし、利用客は徐々に減少。「少子化」の影響だと言います。

 2006年10月、跡地に誕生したのが「暮らしやすさ」と「賑わい」をコンセプトにしたフレスポジャングルパークです。スーパーや衣料品、映画館など22のテナントが入りました。オープンから18年、昨年度は385万人、約80億の売り上げを誇る人気の施設に成長しました。運営する大和リースの責任者に聞きました。

(大和リース 鹿児島支店・榎本俊寛支配人)
「客数が多いのはスーパー。それ以外の地元に密着した店舗構成になっている。アミューズメント、映画館、その両方があるのが強み」

 さらに魅力ある施設にするため2027年夏前のリニューアルを目指していることを明かしました。大和リースは、今回、初めて、学生たちからのアイデアをリニューアルに生かすデザインコンペを行うことにしました。

(大和リース 鹿児島支店・榎本俊寛支配人)
「今回の学生がこれからのフレスポの客になっていく。私は既成概念に固まっている。払しょくしたアイデアが出てきてくれたらと思う」

 提案には、前提条件があります。原則、現在の建物はそのままで大きな変更はしないこと。ただし、飲食店が入るグルメモールは解体することが決まっていて新たな提案が必要です。さらに、映画館の規模や位置も変更できません。学生の提案を商業施設のリニューアルに生かす鹿児島で初の取り組み、鹿児島市の東条設計が協力します。

(東条設計・東條正博取締役会長)
「とにかく自由な発想で、まずは自分が楽しむこと。こんな施設があれば楽しめそうだなと思って欲しい」

 デザインは来月3日から19日まで県内の大学生や高校生などから募ります。1次、2次の審査を経て最優秀賞には30万円を贈るということです。詳しくは、フレスポジャングルパークのホームページに掲載しています。フレスポジャングルパークは2027年夏前のリニューアルを目指しています。
最終更新日:2025年1月14日 19:30
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