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九電社長が知事や薩摩川内市長を訪問 川内原発運転期間20年延長後初 「さらなる安全性の向上に継続的に取り組む」

2024年7月24日 19:36
 九電社長が知事や薩摩川内市長を訪問 川内原発運転期間20年延長後初 「さらなる安全性の向上に継続的に取り組む」
 川内原発1号機は40年の運転期限を迎え7月4日から20年の延長期間に入っています。そうした中、九州電力の池辺 和弘社長が薩摩川内市の田中市長や塩田知事のもとを訪れ「さらなる安全性の向上に継続的に取り組む」と述べました。

 川内原発1号機は7月4日、運転を開始から40年の期限を迎え、20年の延長期間に入っています。そうした中、24日は九州電力の池辺 和弘社長が薩摩川内市の田中 良二市長のもとを訪れました。池辺社長が鹿児島入りするのは延長期間に入って初めてです。

(九州電力 池辺和弘社長)
「今後とも各設備の点検やさらなる安全性向上対策に継続的に取り組むとともに地域の皆様に安心し信頼していただけるよう積極的な情報公開等丁寧な説明に努めていきたい」

 田中市長に対し運転の延長について改めて理解を求めました。

(薩摩川内市 田中良二市長)
「川内原発の安全運転管理の徹底、市民の皆様への丁寧な説明、情報公開を強く要請した。避難訓練のことについても課題なのでこれからも電気事業者、それから県や国にも防災計画の充実を求めていく」

 池辺社長はその後、塩田知事のもとを訪れました。

(塩田知事)
「原子力安全を最優先にしっかりと取り組んでいただきたい。今後また新たな知見も出てきたときにまた安全性をさらに向上していただくということが必要だと思う」

(九州電力 池辺和弘社長)
「安全安定運転をきちんと我々が続けているという姿をご覧いただくこと、もう一つが情報公開についても我々の持っている情報をお伝えしてご理解していただけるように努めたい」

 川内原発1号機は現在、定期検査を行っていて2024年9月下旬に通常運転に復帰する予定です。
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