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「一年に一度の贅沢」ウナギ専門店多くの人でにぎわう 土用の丑の日

2024年7月24日 19:32
「一年に一度の贅沢」ウナギ専門店多くの人でにぎわう 土用の丑の日
 県内でも連日猛暑が続いていますが、この時期食べたくなるのがウナギ。
 7月24日は土用の丑の日。鹿児島市のウナギ専門店では、スタミナをつけて猛暑を乗り切ろうと多くの客でにぎわいました。

 連日、暑い日が続く県内。24日も各地で猛暑日となり、鹿児島市は34.6度を観測しました。

 街でも、日傘や携帯型の扇風機を持ち歩くなど、暑さ対策をする多くの人の姿が。

(街の人)
「熱中症になりそうなくらい暑い」
「もう暑くて。今出ようとしたらだめで日陰に行っちゃう」

 こちらの女性は、「土用の丑の日」の24日、ウナギが気になるといいますが…

(街の人)
「売り切れてるかもしれないけど、巡り合ったら買って帰ろうかと」
「Qウナギを探しに?」「ウナギの出会いを求めて」

 ウナギ専門店に行ってみると。

(間世田桜子キャスター)
「午前11時過ぎの鹿児島市天文館です。この行列、鹿児島では一番かもしれません。うなぎの末よしです。中に入ると、香ばしい香り。店内多くの人でごった返しています。お店の人も忙しそうです」

 うなぎの末よしでは、営業開始前から多くの人が並び、いつもより10分早く開店しました。

 24日は朝5時から仕込みを開始。

 いつもの2倍にあたる4000串のウナギを用意しました。

(客)
「おいしいですね、柔らかくて。ふっくらとした感じ。松はちょっと高いので竹にしました。一年に一度の贅沢ですね」

 養殖ウナギは稚魚のシラスウナギの不漁で価格の高騰が続いています。

 加えて材料費や光熱費なども値上がりしたため、うなぎの末よしでは去年、値上げに踏み切りました。

(末よし 奥山 直博 社長)
「ウナギが獲れなくなってきているが、日本食を守っていきたい」

 今年の「土用の丑の日」は24日と来月5日となっています。
鹿児島読売テレビのニュース