岡澤セオン選手パリ五輪へ意気込み「ボクシング人生の全部をぶつける」
パリ五輪開幕を前に鹿屋市を拠点とするボクシングの岡澤 セオン選手が11日、「ボクシング人生の全部をぶつけるつもりでやりたい」と意気込みました。
パリ五輪ボクシング男子71キロ級代表で鹿屋市を拠点とする岡澤 セオン選手(28)。57キロ級代表の原田 周大選手と共に11日、ナショナルトレーニングセンターでの練習を公開しました。
(パリ五輪ボクシング男子71キロ級代表 岡澤セオン選手(28))
「色々な国に行って実践感覚、海外選手にどこが通用してどこが通用しないのかを確かめながら自分の強みを伸ばしてこられた1年間だった」
前回の東京五輪ではまさかの初戦敗退だった岡澤選手ですが、パリ目前の今は「やるべきことをやれば結果は後からついてくる」と積み上げてきたことへの確かな手応えを感じています。
(パリ五輪ボクシング男子71キロ級代表 岡澤セオン選手(28))
「僕を応援してくれる人は金メダルを見たいと思って応援してくれているし、僕の夢のアマチュアボクシングをもっと色々な人に知ってもらったりスポットライトが当たるようにするというのを達成するためには金メダルが絶対必要。とにかく僕の今までのボクシング人生の全部をぶつけるつもりでやっていきたい」
いつもサービス精神旺盛な岡澤選手、“パリに持っていく物”について聞かれると。
(パリ五輪ボクシング男子71キロ級代表 岡澤セオン選手(28))
「絶対伸びるんで小さいバリカンを持っていって自分で横を刈ろうと思っている。アジア大会も選手村で自分でやっていました。床屋も多分、東京の時にめっちゃ並んでいたので自分で持っていってやった方がいい」
“ドレッドヘア事情”を披露し報道陣を和ませました。
(パリ五輪ボクシング男子71キロ級代表 岡澤セオン選手(28))
「これは金だ。また一歩近づいた(笑)」
「鹿児島に必ず金メダルを持ち帰りたい」と意気込む岡澤選手、パリでの活躍に期待です!ボクシング競技は今月27日から始まります。