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「無関心が一番よくない」今月26日はピンクシャツデー 知事を表敬訪問

2025年2月17日 19:21
「無関心が一番よくない」今月26日はピンクシャツデー 知事を表敬訪問
 今月26日は、ピンク色のものを身に着けていじめ反対の意思を示す「ピンクシャツデー」です。ピンクシャツデーを推進する団体が17日、塩田知事を表敬訪問しました。

 今月26日の「ピンクシャツデー」を前に塩田知事を表敬訪問したのは、一般財団法人鹿児島YMCAのメンバーです。

 2007年2月にカナダの学校で、ピンク色のシャツを着ていじめられた男の子を救うため、呼びかけに賛同した数百人の生徒がピンク色のものを身に着けて登校。いじめが自然となくなったといいます。この実話をきっかけに、2月の最終水曜日は、いじめ問題や多様性について考える「ピンクシャツデー」になっていて、ピンク色のものを身に着けて、いじめ反対の意思を示します。

 鹿児島YMCAは、県内の全ての小中学校にポスターやチラシを配布するなど、子どもたちがいじめ問題について考えるきっかけづくりを行っています。

 塩田知事もピンク色のTシャツを身に着けました。

(鹿児島YMCA評議員会・中松禎夫会長)
「無関心が一番よくないというのはマザーテレサがおっしゃった言葉。差別、区別、をなくすためには関心をもつ、自分のこととして考える気持ちを持ってもらうことが大事」

 この「ピンクシャツデー」は、約180の国や地域に広がっているということです。いじめ問題は一人では解決できません。多くの人が一緒に考え、アクションを起こすことが必要です。
最終更新日:2025年2月17日 19:27
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