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蛍光灯の製造2027年末までに終了 LEDへ交換する際には注意を 不適切な交換で発火の恐れも

2025年4月2日 10:30
蛍光灯の製造2027年末までに終了 LEDへ交換する際には注意を 不適切な交換で発火の恐れも

スタジオの照明が今週からLEDに変わりました。今までよりひと際、明るくなりました。画面を通して伝わっているでしょうか?実は蛍光灯は2027年末までには製造、輸出、輸入が禁止されます。水銀が人や環境に与えるリスクを下げるためです。

蛍光灯からLEDに変える動きがこれから活発になりそうです。交換する際には注意が必要です。最悪の場合、発火、火があがる恐れがあります。

2日、出水市の住宅を訪ねました。自宅の照明を見せてもらうと…昔ながらの蛍光灯が使われていました。

(住人)
「(この蛍光灯が…2年後に…)知ってる知ってる」

女性は蛍光灯が使えなくなることを知っていました。2023年に開かれた「水銀に関する水俣条約の会議」で水銀が人や環境に与える影響を低減するため、2027年末までに全ての一般の照明用の蛍光ランプの製造、輸出、輸入が禁止されることが決まりました。蛍光灯が使えなくなることについては…

(住人)
「時の流れだからしょうがないよね…」

今後、LEDに変えるということです。ただ、交換の際は注意が必要です。独立行政法人 NITE が制作した実験映像です。不適切な交換を行った場合、注意事項を守らずに蛍光灯からLEDに変えて使っていると…。ちらついたり…、ランプや部品の熱が上がり、最悪の場合、発火する恐れがあります。どんなことに注意すればいいのでしょうか?

この後、スタジオで解説します。

注意点をまとめました。まずは、照明器具とLEDランプの組み合わせを確認しましょう。照明器具の点灯方式を確認して、LEDランプの方式と合っているのか?確認することがまず大切です。

2つ目に、注意事項を守って交換すること照明器具やLEDランプには必ず取り扱いの説明が書かれています。しっかり読んでから交換すること。不安な場合は、工事の業者に頼むことも大切です。その他、ランプだけを交換するのではなく照明器具ごとすべてを交換するのも選択肢として考えてもいいかもしれません。

最終更新日:2025年4月2日 10:30
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