ツルを間近に 電気自動車「つるのしん号」出発式 出水市
ツルの越冬地の出水市はツルを間近で見て観察してもらおうと新たな電気自動車を導入し、出発式が行われました。
出水市が導入したのは「グリーンスローモビリティ」と呼ばれる6人乗りの電気自動車です。国内最大のツルの越冬地出水平野で観光客にツルを間近に観察してもらおうと導入されました。
車体にはツルをモチーフにした出水市のマスコットキャラクターが描かれていることから「つるのしん号」と名付けられました。出発式では関係者が試乗し、ツルが過ごす干拓地をゆっくりと走行していました。
(試乗した子ども)
「近くからツルが見られて窓が大きかったのですごくよかったです」
(出水市・椎木伸一市長)
「間近で大型のツルを見れるところは、世界でも珍しいそうです。ツルの魅力を間近で感じていただければありがたい」
「つるのしん号」は観察シーズンの3月9日まで干拓地を走行し、その後、出水麓武家屋敷群の街並みを楽しんでもらうコースなどにも利用されるということです。