県の「
かごしまブランド」に指定されている「
きんかん春姫」が出荷の時期を迎え、南さつま市で9日、出発式が行われました。
出発式には、関係者約60人が参加しました。「
きんかん春姫」は、糖度が16度以上と甘みが強く、酸味の少ないことが特徴で、生で皮ごと食べられます。県の「かごしまブランド」に指定されてから今年で20年。南さつま市や南九州市、枕崎市で42の農家が栽培していて、今年は約124トンの出荷が見込まれています。
(JA南さつま果樹部会・内門章一部会長)
「猛暑、台風、いろいろあったが、いい品物ができている」
「きんかん春姫」は、3月上旬まで、九州をはじめ、関東、関西方面を中心に出荷されます。