人材確保へバスやタクシーの新規運転手に奨励金の支援も 鹿児島市議会開会
鹿児島市議会の3月定例会が開会し2024年度の補正予算案など議案18件が提案されました。バスやタクシーの運転手を確保するための支援金なども盛り込まれています。
10日開会した鹿児島市議会の3月定例会には約119億3060万円の補正予算案など議案18件が一括提案されました。
(鹿児島市・下鶴市長)
「物価高騰対策に要する経費のほか、職員の給与改定等に要する経費を計上した」
商店街の活性化を図るためプレミアム付き商品券の発行を助成する事業に4億800万円を計上。
バスやタクシーの運転手を確保するため、新たにバスの運転手になった人に30万円、タクシーの運転手には15万円の奨励金を給付するほか、公共交通機関の運転に必要な二種免許を取得するための費用の一部を支援する事業に2250万円を充てます。
また、2026年4月に開校予定の桜島学校の整備費が資材の高騰などの影響で当初の計画から11億円増え62億円となったことに伴う補正予算も盛り込まれています。
新年度の当初予算に関する議案は2月19日に提案されます。鹿児島市議会の3月定例会は3月21日まで開かれます。