県と鹿児島市がオール鹿児島で計画を進める新たなサッカースタジアムについてです。県サッカー協会や県ラグビー協会などの関係者が31日、県議や鹿児島市議に対しスタジアム建設の早期実現を求めました。

　県サッカー協会や県ラグビー協会などが開いた「スタジアムを考える会」には県議や鹿児島市議、あわせて約40人が出席しました。

(県ラグビーフットボール・協会佐藤文朗副会長)
「鹿児島市民、県民を魅了し連帯感を高め、さらには交流人口の増加により地域や経済の活性化に寄与する波状効果が大いに期待される。そういうことから新スタジアムの早期実現をお願いしたい」

　鹿児島市の白波スタジアムは観客席1万5000席以上と屋根が観客席の3分の1以上を覆うというJリーグが提示するJ1に参入する条件を満たしていません。J3鹿児島ユナイテッドFCの徳重 剛代表が条件を満たす新たなスタジアムの必要性について改めて訴えました。

(鹿児島ユナイテッドFC・徳重剛代表)
「鹿児島のサッカー、ラグビー、色々なスポーツ団体にとって悲願になっていると思うので皆様のお力をお借りしながら我々の時代に決着をつける時期にきているんじゃないか」

　県サッカー協会と県ラグビー協会、鹿児島ユナイテッドFCはサッカーJ3リーグが開幕する、2月16日から10月末までまちなかスタジアムの実現に向けた署名活動を行い、塩田知事と下鶴市長に提出したいとしています。