【震度6強の地震感知し列車が緊急停車する想定】「JR石巻線」で避難訓練(宮城・女川町)
宮城・女川町内を走る「JR石巻線」で、津波を想定した避難訓練が行われた。
訓練は、震度6強の地震を感知して「石巻線」の列車が緊急停車する想定。
乗務員「ドアが開きます!3・2・1!近くのドアから降りてください。 前から順番に降りてください。焦らないでゆっくり降りてくだ さい」
乗務員からは、飛び降りずに一度床に腰かけてから慎重に地面に降りるよう指示される。
乗客は、乗務員の誘導で指定避難場所に移動する。
最寄りの避難場所は、乗務員のタブレット端末で分かるようになっている。
避難が完了すると、乗務員が乗客の逃げ遅れが無いかを確認する。
JR東日本東北本部・安全企画ユニット 蓬田祐史さん
「東日本大震災から13年が経ちましたが、企業として積み重ねてきた経験を風化させることなく、引き継いでいく事が大事だと改めて感じた」
訓練の乗客役は、JRの職員が中心だが、今後は普段利用している地元住民の参加も検討しているという。