訓練、”女川原発”で事故発生を想定…被ばくした傷病者に対応(宮城・石巻赤十字病院)
石巻赤十字病院(宮城)では、女川原子発電所で重大事故が発生したという想定で、被ばくした傷病者への対応訓練が行われた。
石巻赤十字病院は、女川原子力発電所から30キロ圏内にある原子力災害拠点病院。
2年前に完成した原子力災害医療棟で、初めて訓練を行った。
原子力災害医療棟には、被ばくした傷病者を受け入れる専用の除染室や処置室などが設けられている。
訓練では、女川原発で被ばくした傷病者2人が搬送され、防護服を着た医療スタッフが放射線量が測定した後除染を行った。
さらに内部被ばくが疑われる場合には、専門の医療機関へ搬送する手順などを確認した。
石巻赤十字病院では、今回の訓練を検証し原子力災害対応マニュアルの改定を行うという。
最終更新日:2025年2月13日 12:03