「アカデミックハラスメントによって娘が自殺」母親が教員・専門学校を提訴<仙台地裁>
娘を亡くした母親の会見
仙台地裁に提訴したのは、娘の華愛(かあい)さんを亡くした母親。華愛さんは去年、21歳の若さで自ら命を絶った。
訴状などによると、華愛さんは通っていた埼玉県内の西武学園医学技術専門学校で、奨学金を借りていることを他の生徒の前で繰り返し言われたり、授業中のミスに対して暴言を吐かれるなど、教員からハラスメントを受けていたという。また、教員に加えて、ハラスメントを防ぐ措置を取らなかった学校側にも華愛さんが自殺した原因であるとして、教員と専門学校を運営する学校法人に対して計6800万円あまりの損害賠償を求めている。
学校法人側は15日午後4時の時点で、ミヤギテレビに取材に対して「担当者が不在のため、追ってコメントする」としている。