特産デリシャストマト、寒波の影響で重油代増でも…「平年よりすごく良い」宮城・大崎市
宮城県大崎市鹿島台では特産のデリシャストマトの収穫が本格化している。
デリシャストマトはほどよい酸味と糖度が7度以上の甘さが特徴。
大崎市鹿島台のマルセンファームでは1.5ヘクタールのハウスで与える水を最小限に抑え甘さが凝縮するように栽培している。
マルセンファーム 千葉卓也 代表
「今年についてはすごい寒さがあるので糖度的にはしっかりと乗っていて平年よりもすごく良いトマトができています」
しかし、頭を悩ませているのはハウスを暖めるために使う重油価格の高騰。
寒波の影響で重油の使用量も2割ほど増え、1月の重油代は約185万円と2024年より50万円増えているという。
マルセンファーム 千葉卓也 代表
「(今年は)寒さが強いので例年より暖房費とかかかっていまして結構、大変な栽培になっています」
デリシャストマトの収穫は6月頃まで続けられ、県内のスーパーなどに出荷されるという。