【『じもとホールディングス』<過去最大の赤字決算>発表】「きらやか銀行」の大幅な赤字が原因 『じもとホールディングス』は「仙台銀行」と山形市「きらやか銀行」の持ち株会社(2024年3月期決算)
「仙台銀行」と山形市の「きらやか銀行」の持ち株会社「じもとホールディングス」は、過去最大の赤字決算を発表した。
「きらやか銀行」の大幅な赤字によるものだ。
「じもとホールディングス」の鈴木隆社長は、14日の会見で2024年3月期の決算が、連結で過去最大となる234億円の赤字となることを発表した。
「きらやか銀行」単体での244億円の赤字が影響したもので、経営不振に陥った顧客企業の再生支援費用などが大幅に膨れ上がったという。
「きらやか銀行」は、去年180億円の公的資金の注入を受けている。
一方、「仙台銀行」単体での決算は、株式売却益などで11億円の黒字だった。
「仙台銀行」の黒字決算は、12年連続となる。