<子どもの”主体性””自己肯定感”育む>『こども財団』市長が視察 「自分で考えているから、積極的に楽しさを見出せる」(仙台市)
子どもたちの主体性や自己肯定感を育もうと、今年 仙台市が立ち上げた「仙台こども財団」の現場を、郡市長が27日に視察した。
今年 郡市長肝いりで立ち上がった「仙台こども財団」では、自らが考えた提案を実現することで、主体性や自己肯定感を育む「こども・若者会議」を7月から7回にわたり開催してきた。
小学生から高校生までの1期生およそ20人が目標に掲げたのは「みんなが幸せなまち」。
その提案をもとに、今年10月には定禅寺通りなど「ゴミ拾いイベント」を、11月には「こわかフェスティバル」を開催。市民へのPRも、自分たちで考えた。
高校1年生
「自分たちで決めたことだから、自分たちで最後までやらないといけないという責任感。自分で考えているから、積極的に楽しさを見出すことができる」
中学1年生
「ごみを捨てないことも大事だが、出さないようにするも取り組みとか課題も見つかったので、今後も積極的にやっていきたい」
仙台市・郡市長
「会議で子どもであっても意見を発表できるんだ、主体的に活動できるんだ ということを体現していただいたのは、とても大きな活動」
仙台市では、今回の成果を踏まえ来年度以降も財団を支援していく方針だ。