【4病院再編構想】富谷市が「新病院用地」取得する方針示す 再編構想の基本合意待たず(宮城)
宮城・富谷市は、宮城県が進める「4病院再編構想」の基本合意を待たずに、新病院の用地を取得する方針を示した。
富谷市が取得するのは、明石台地区の土地区画整理事業用地 約4万5000平方メートル。
県の病院再編構想は、仙台市の東北労災病院と名取市の県立精神医療センターを富谷市に移転・集約するものです。
若生裕俊富谷市長は、24日の会見で約14億円で用地を取得するための補正予算案を、11月末の市議会で提出し来年1月には売買契約を締結したい考えだ。
富谷市は、去年5月 地権者の了解を得て県に移転候補地として提案していた。
若生裕俊富谷市長「地権者にこのままいけば不利益 が発生することになる。それは避けなければいけない」
病院再編構想には、反対の声があり基本合意に至っていない。