<台湾やマレーシアなど5か国>海外のバイヤー 宮城の<酒蔵>など視察 食品の輸出先を開拓へ(登米市)
食品の輸出先を開拓しようと、宮城県が招いた海外のバイヤーが、登米市(宮城)の酒蔵などを5日視察した。
5日、登米市の石越醸造を訪れたのは、台湾やマレーシアなど5つの国と地域のバイヤー23人。
この酒蔵では、コロナ禍で国内消費が落ち込んだ3年前から、日本酒リキュールを東南アジアを中心に輸出している。
バイヤーたちは説明を受けた後、味を確かめていた。
台湾からのバイヤー
「すごく美味しかったです。お米の香りがとても素晴らしいです。もっと宮城の県産品の優れているところ、素晴らしいところを私たち帰ってアピールしたいと思います」
県では、原発事故後、禁輸措置を続ける国に代わる新たな輸出先の開拓に取り組んでいて、6日は南三陸町(宮城)で行われているギンザケの陸上養殖を視察してもらう予定だ。