【公職選挙法に抵触】塩釜市の佐藤光樹市長 市内の有権者へ「自筆でない喪中欠礼状」(宮城)
宮城・塩釜市の佐藤光樹市長が、市内の有権者へ公職選挙法に抵触する「自筆ではない喪中欠礼状」を送っていたことがわかった。
佐藤市長は「認識の甘さがあった」と謝罪している。
塩釜市によると、佐藤市長は喪中のため年賀状を休む「喪中欠礼状」を印刷会社に注文し、12月 市内の有権者に対し送っていた。
公職選挙法では、政治家が受け取った年賀状に「自筆で」返信することは例外として認められているが、送られた喪中欠礼状は「印刷」されたものだった。
喪中欠礼状は、佐藤市長の父の葬儀参列者へ送られたもので、有権者の指摘で発覚した。
佐藤市長は「自分自身の認識の甘さを猛省し、心からお詫びする」とコメントしている。