【解体冷凍可能】ジビエカー展示 イノシシ被害が課題大崎市でセミナー<ジビエ料理ブランド化へ>
これは日本ジビエ振興協会が企画したもので、東北の自治体や飲食店などからおよそ50人が参加した。
セミナーでは野生動物の肉=ジビエを処理する際には工程ごとに器具を使い分けるなど衛生管理の徹底が呼びかけられた。
また、展示された「ジビエカー」は野生動物の解体や冷凍が可能で、捕獲先などで新鮮なうちに処理することができる。
ジビエカーの担当者
「この冷却ユニットでこの部屋をマイナス14度位まで下げる事が出来る」
会場となった大崎市ではイノシシによる農作物被害が課題となっていて、去年はイノシシ専用の処理・加工施設を作るなど積極的な捕獲を進めている。
大崎市 農村環境整備課氏家宏司 課長
「大崎市は非常に広いという事もありまして、搬入が課題となっておりますので、ジビエカーについても参考にさせていただきたい」
大崎市はジビエ料理をブランド化することで被害の軽減と地域資源の有効活用を行いたいとしている。