去年いっぱいで「ビールの製造を中止」していた宮城・名取市の「サッポロビール仙台工場」では、「低アルコール飲料」の製造ラインが新たに稼働し、16日セレモニーが行われた。

関係者が出席したセレモニーではテープカットが行われ、新たな製造ラインの稼働を祝った。

10月11日から稼働を始めたのは、チューハイやサワーなどの「低アルコール飲料」。

「低アルコール飲料」はこの10年で出荷量が2倍となっていて、サッポロビールでは消費者ニーズの動向に応えるため去年12月に仙台工場での「ビール」の製造を中止し、新たに「低アルコール飲料」の製造を開始した。

仙台工場の敷地内にある「ビール園」は、これまで通り営業を続けるという。