仙台市、独自の下水管緊急点検「異常なし」腐食や道路下の空洞を調査
埼玉県内で起きた道路陥没事故を受け仙台市が行った独自の下水管の緊急点検の結果、腐食や道路下の空洞などの異常はなかったことが分かった。
仙台市は宮城野区から若林区にかけて設置されている直径2メートル以上の下水道管およそ2キロについて今月3日から6日にかけて自主的に緊急点検を行ってきた。
点検ではマンホールのふたを開けて管を腐食させる硫化水素が発生していないかを測定したり、カメラを差し込むなどして行われた。
その結果、硫化水素の発生もなく土砂が流入するなどの不具合は確認されなかったという。
また市中心部から蒲生浄化センターまでの16.5kmの下水道管について特殊車両で地中に電磁波をあてて空洞がないか調べましたが、確認されなかったという。
市は今後も定期的な点検を行い、未然の事故を防ぐ方針。
最終更新日:2025年2月11日 11:58