<国宝『教行信証』も>特別展「親鸞と東北の念仏」 浄土真宗と開祖=親鸞にまつわる宝物一堂に(仙台市博物館)
浄土真宗やその開祖=親鸞にまつわる宝物などを一堂に集めた特別展が、10日から仙台市博物館で始まる。
9日は、関係者が招かれ内覧会が開かれた。
「親鸞と東北の念仏」と題した今回の特別展。
博物館の大規模改修後、第3弾となる大型企画で、浄土真宗の教えを記した国宝「教行信証」のほか、東北各地の寺院などに伝わった文化財などおよそ130点が集められた。
仙台市博物館・学芸員 寺澤慎吾さん
「親鸞の教えがどのように東北地方に伝わって、いろいろな掛け軸など文化財が生まれてきたのか、歴史的・文化的背景を感じ取ってほしい」
この特別展は、9月10日~11月4日まで開かれる。