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【懲役12年】”赤信号無視”して交通死亡事故起こした罪に問われた男 「制限速度を大幅に超え…事故発生の危険が極めて高い」(仙台地裁)

2024年12月13日 19:30
【懲役12年】”赤信号無視”して交通死亡事故起こした罪に問われた男 「制限速度を大幅に超え…事故発生の危険が極めて高い」(仙台地裁)

去年4月、仙台市宮城野区の交差点で、赤信号を無視して交通死亡事故を起こしたとして、危険運転致死の罪などに問われていた男の裁判で、仙台地裁は懲役12年の実刑判決を13日に言い渡した。

起訴状などによると、茨城県の無職・本宮龍希被告は、去年4月仙台市宮城野区内の交差点で赤信号を無視して、時速およそ100キロで普通乗用車を交差点に進入させて軽自動車と衝突し、運転していた男性(当時61)を死亡させた罪などに問われている。

裁判では、本宮被告が赤信号に従う意思があったかが争点となり、検察側は「現場の信号機が赤になってから車が交差点に進入するまで13秒あったことから、本宮被告が赤信号と分かっていながら進入した」と指摘。

これに対し、弁護側は「赤信号に気がついたのは、軽自動車に衝突する直前で故意に無視したわけではない」などと主張していた。

13日、仙台地裁の須田雄一裁判長は「制限速度を大幅に超えた高速度で車を走行させ、赤信号を無視して交差点内に進入し、事故を発生させる危険が極めて高い犯行態度だった」などとして、懲役12年の実刑判決を言い渡した。

最終更新日:2024年12月13日 19:30
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