去年5月、仙台市太白区で知人男性をスタンガンで襲い腕時計を奪うなどした強盗傷害事件の指示役とみられる男の裁判で、8日　仙台地裁は懲役10年の実刑判決を言い渡した。

懲役10年の判決を言い渡されたのは、仙台市青葉区の元指定暴力団住吉会系組員・平間利幸被告（34）。

起訴状などによると、平間被告は去年5月実行役の男2人に指示し、仙台市太白区のコインパーキングで知人男性（30代）をスタンガンで襲って重傷を負わせ、80万円相当の腕時計を奪った強盗傷害などの罪に問われている。

8日の判決公判で、仙台地裁の宮田祥次裁判長は、実行役は平間被告の指示に基づいて犯行に及び、暴行は執拗かつ危険で結果も重大などとして、懲役10年の実刑判決を言い渡した。

弁護側は、控訴を検討しているという。