「実際の建物使った訓練、なかなかない」解体予定の建物を利用 消防の救助訓練(宮城・石巻市)
宮城・石巻市では、建て替えにより解体される建物を活用した消防の救助訓練が行われた。
訓練が行われたのは、石巻市の河北消防署の旧庁舎。
新庁舎が完成したことから、来週から解体が予定されている。
27日は、石巻広域消防の署員およそ40人が参加。
地震で建物が倒壊し中に人が取り残されたという想定で、鋼鉄製の扉や壁を壊し救助ルートを確保する訓練が行われた。
石巻地区消防本部・岩井章弘消防危機管理監「こういった建物を使った訓練というのはなかなかないものですから、今回の訓練を通して明日の防災に繋げていきたいと思っています」
訓練は、署員を入替え28日も行われるという。