詐欺の被害にあったのは宮城県塩釜市の会社員の男性(50代)。
警察によると、去年10月男性のLINEに、日本と台湾のハーフの女を装う人物のLINEアカウントのQRコードが送られてきたという。
女とLINE上でやり取りをすると、女は男性に好意をもっているように見せてきた上、2人の将来のために投資で資金を得ることを勧めてきたという。
男性は女に投資アプリのカスタマーサポートを紹介され、指示された口座に去年12月から今年4月までに8回に分けて合計900万円の投資資金を入金。
アプリ上では利益が出ているように見えていた男性は、今年6月、出金したい旨をLINEでカスタマーサポートに連絡したところ、「出金には税金8%かかる」などと言われ出金手数料としてさらに110万円を入金したという。
その後、女を装う人物とカスタマーサポートを装う人物にLINE上で退室され連絡が取れなくなったことで、男性は被害に気付いたという。
警察はSNSを通じた儲け話には気を付けるよう呼び掛けている。
