年末年始を控えて市場が活気を増すなか、仙台市の郡市長は中央卸売市場を訪れ、魚や野菜の入荷状況や価格の推移などを確認した。
年越しに向けて宮城県内で需要が高まる「ナメタガレイ」は、卸値が「2000円／kg」で例年並み。一方、セリやネギは猛暑の影響で収獲量が減り2割ほど高くなっている。また、ロシア産のタラバガニは、アメリカの輸入規制で日本への供給量が増え、去年より3割から4割ほど安値となっているという。

＜郡 和子　仙台市長＞
「今年は天候もずいぶん不順でしたし、海の状況にも変化があると伺った。それでも年末年始の食材は安定的に供給できそうだと実感しました」