「ほぼ歩いての調査になると思う」能登半島の豪雨 被災状況調査に東北地方整備局から17人出発
30日、仙台市青葉区の東北地方整備局で能登半島へ派遣する職員17人の出発式が行われた。
現地にはすでに国土交通省の緊急災害対策派遣隊が各地から派遣されているが、東北地方整備局からは今回が初めて。
未だ全容がつかめない氾濫した川や土砂崩れなどの被災状況をドローンなどを使って調査するという。
東北地方整備局 緊急災害対策派遣隊 佐藤彰さん
「車での調査はできないと思うのでほぼ歩いての調査になると思う。調査が遅れると復旧全体が遅れるので一日でも早く遅れないように頑張ってきたい」
今回の豪雨では、これまでに13人の死亡が確認され能登半島地震の後に建てられた仮設住宅も浸水被害を受ける中、派遣される隊員は被災者が1日も早く安全安心な生活を取り戻せるように任務を全うしたいと話していた。