宮城県美術館、2025年度中の再開難航…収蔵品保護の清掃などに時間 県教委
改修工事のため長期休館している宮城県美術館について、当初予定していた2025年度中の再オープンが難しくなったことが分かった。
仙台市青葉区川内の宮城県美術館は、2020年にそれまで村井知事が掲げていた「移転」から現地での「改修」に方針が転換され、2023年6月から工事のために長期休館している。
県教育委員会によると、2025年12月までの工事期間に変更はないが、収蔵品保護のために行う工事で出たほこりの清掃や、カビ防止のための殺菌処理などの作業に時間がかかり、2025年度中のリニューアルオープンが難しくなったという。
県教育委員会は「具体的なオープン時期は決まり次第発表する」としている。
最終更新日:2025年3月13日 19:20