【4病院再編】全会一致で“名取建て替え” 精神科医らによる審議会 宮城県は「重く受け止めたい」
13日夜、精神科の医師らでつくる審議会が開かれ、名取市の県立精神医療センターの富谷移転の是非について議論が交わされた。
宮城県からは、老朽化が進む精神医療センターを名取市内の県有地などに建て替え、東北労災病院を富谷に移転するなどとする3つ案を示した。
出席した委員16人で採決した結果、全会一致で「名取で建て替えるべき」と決議した。
県保健福祉部 志賀慎治 部長
「県としての決断や考えをどのようにとらえるか積極的に分析したいので、その意味で本日の審議会の判断・決議は重く受け止めたい」
この決議を踏まえ、今後、県は、課題を精査したうえで最終的に判断するという。
最終更新日:2024年11月14日 12:20