「物価上昇上回る賃金引き上げを!」メーデーで宮城県内でも労働組合が集会
労働者の祭典メーデーの1日、宮城県内の各地でも労働組合が集会を開き物価高騰を上回る賃金の引上げなどを訴えた。
このうち仙台市青葉区の勾当台公園市民広場では、県労連に加盟する労働組合など約200団体から主催者発表で900人あまりが参加した。
主催した宮城県労連の高橋正行議長は「今年の春闘で大企業では満額回答が相次いだものの、地方の中小企業では賃金が上がっていない」と指摘。
そして「物価上昇を上回る賃金引上げ」や「最低賃金1500円」の実現などを盛り込んだメーデー宣言を採択した。
宮城県労連 高橋正行議長
「これからもさらに物価高騰は続いていくと思います。ですから私たちはそれを上回る賃上げ(の訴え)をさらに続けていきたいと思います」
1日は仙台市のほか、石巻市など4か所で地方集会が開かれる。