この事件は2021年7月、宮城県松島町の女性(85)を殺害して現金を奪ったとして、無職の相澤大広被告(23)が強盗殺人などの罪に問われていたもの。相澤被告は現金を奪うために女性の自宅に侵入し、顔を金づちで複数回殴って殺害。現金約5万2千円をうばったとされている。相澤被告は「暴行時に現金を奪うつもりはなかった」などとして強盗殺人罪は成立しないと主張していた。
一審・二審判決ともに「無期懲役」が言い渡されたなか、最高裁は相澤被告の上告を棄却した。13日付。このことによって、相澤被告の「無期懲役」が確定することになる。