詐欺被害にあったのは、仙台市青葉区の会社役員の70代女性。
警察によると今月13日、息子を名乗る男から「外に子供を作ってしまった。示談金500万円を準備してほしい。弁護士の甥がお金を受け取りに行くので富沢駅まで来てほしい」などと言われ、話を信じた女性はATMなどで現金5
00万円を準備し富沢駅で弁護士の甥を名乗る男に現金とともにキャッシュカード5枚を渡した。
その後再び息子を名乗る男から、「ヤミ金から500万円借りていて、利息が膨れ上がって1,000万円になっている」などと言われ、女性は同居している家族に相談したものの、1,000万円を再び弁護士を名乗る男に手渡したという。
翌14日、再び息子を名乗る男から「キャバクラで200万円のツケがある」と電話があったが、女性は度重なる要求に不審に思い警察に相談したことで被害が発覚したという。
警察は特殊詐欺事件として捜査を進めている。