楽天の春季キャンプがスタートドラフト1位の宗山塁選手〝華麗なグラブさばき〟<沖縄>
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの春季キャンプが1日、沖縄県金武町でスタートした。
朝8時過ぎ、キャンプ地の金武町ベースボールスタジアムに到着した選手たち。練習前には金武町による歓迎セレモニーが行われた。
三木肇監督は、集まったファンや関係者に向けて、「金武町で良いキャンプを過ごし、しっかり鍛えたい」と挨拶した。
多くの報道陣の注目を集めたのは、ドラフト1位ルーキー宗山塁選手。「楽しみにしていた」と話す背番号1のユニフォーム姿でプレー。シートノックでは華麗なグラブさばきを見せた。「まずは得意の守備からチャンスをつかみたい」と話す宗山選手。プロとして初めてのキャンプがスタートした。
そんなルーキーに負けじとベテランも奮闘。ランチタイムに特打を実施したのは、主砲の浅村栄斗選手。初日から早速バットを振り込み快音を響かせた。
投手陣ではチーム最年長、40歳の岸孝之投手がブルペン入り。感覚を確かめるように45球を投げ込んだ。
三木肇監督のもと12年ぶりの日本一を目指す楽天。春季キャンプは2月24日まで行われる。
<三木肇監督>
「競争とチームとしての協調性といろんなことを求めながら、みんなで切磋琢磨して、みんなに期待したいと思っている」
<宗山塁内野手>
「いつもと違う雰囲気はあるが、自分のやること、意識することは変えずに、これからもっともっと慣れてきて良い動きができればと思っている」