宮城県大崎市岩出山に完成したのは農業用水で水車を回して発電する「小水力発電施設」。ダムなどの大規模設備が必要ない再生可能エネルギーとして、宮城県が導入を進めている。県内で5か所目。
年間発電量は一般家庭80世帯分にあたる「約38万キロワットアワー」で、すべて東北電力へ売電されるという。

＜県・農村整備課　渋谷健一 技術副参事＞
「二酸化炭素の発生をしない仕組みになっていますので、有効に活用できると思っております」

予定売電額は年間1300万円。農業用水路の維持管理費などに充てられ、農家の負担軽減にもつながるという。