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【病院再編】名取市議会が<可決> ”新病院”用地の取得費含む補正予算案 仙台赤十字病院と県立がんセンター統合→名取市移転へ(宮城)

2024年9月20日 8:00
【病院再編】名取市議会が<可決> ”新病院”用地の取得費含む補正予算案 仙台赤十字病院と県立がんセンター統合→名取市移転へ(宮城)

宮城県が進める『病院再編』計画で、名取市議会は19日に市内に建設する新病院の用地取得費を含む補正予算案を可決した。

名取市議会は、19日の定例会で、新病院建設予定地の取得費19億9000万円を含む一般会計補正予算案について話し合った。

県が進める『病院再編』計画では、仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合し名取市に移転する方針で、去年12月に病院側と県が基本合意を締結している。

議会では、新病院が出来ることで市民の安心安全に繋がるといった賛成意見や、病院再編により医療圏全体の病床数が減少するといった反対意見が出されたが、採決の結果 賛成多数で可決された。

名取市・山田司郎市長
「市民の命と健康を守る新病院の実現を一日も早くしたいという思いでおりましたので、先ずは土地の取得に向けてこれで動けるということで、安堵しております」

建設予定地は、NTT東日本が所有する名取市植松地区のおよそ4.8ヘクタールの土地で、新たな病院は2028年度にオープンする予定だ。

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