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【4病院再編計画】宮城・村井知事「厳しい意見は出たが、バランス取れた医療体制作りのためということは理解された」住民説明会で批判相次ぐも… 

2023年12月19日 19:45
【4病院再編計画】宮城・村井知事「厳しい意見は出たが、バランス取れた医療体制作りのためということは理解された」住民説明会で批判相次ぐも… 

仙台市太白区八木山地区で行われた「4病院再編計画」の説明会で、住民から批判が相次いだことについて、村井知事は19日「厳しい意見は出たが、バランスの取れた医療体制を作るためということは理解された」と述べた。

これは、19日の定例会見で村井知事が述べたものだ。

村井知事「厳しいご意見が出ましたが、地域にお住まいの方としては当然のご意見という風に受け止めております。ただ県がやろうとしているのは、県全体の仙台医療圏のバランスの取れた医療体制を作るためだということについては、理解いただけたのではないかと思っております」

仙台市太白区八木山地区で17日に行われた住民説明会では、近くにある「仙台赤十字病院」を「県立がんセンター」と統合し名取市に移す県の計画が説明され、参加者からは反対の声が相次いだ。

住民説明会は、12月23日にも開催されるが、村井知事は出席しないという。

また、「再編計画」では名取市の宮城県立精神医療センターは「本院」を富谷市に移し「分院」を名取市に残す方針だ。

県によると、県内の精神科病床数については国が示す基準病床数を上回っていることから、現在の精神医療センターの病床数「258床」を2拠点合わせての「上限」とする。

このうち、富谷の本院は「170床」にする考えだ。

一方、名取の分院については、上限とする病床数を超えない範囲で検討し、病床を持たない「外来機能のみ」にする案も含め、病院側と協議していく方針だ。

最終更新日:2023年12月19日 19:45
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