<建設中止求める>仙台市・秋保町周辺に計画”太陽光パネル製造工場” 地元の住民団体が市に要請
仙台市太白区の秋保町周辺に計画されている太陽光パネル製造工場について、地元の住民団体が仙台市に対し改めて建設の中止を求めた。
24日午後、仙台市太白区秋保町の町内会など10の団体が仙台市役所を訪れ、仙台市の郡市長に、水資源への影響や自然景観が破壊されることから中止を求める陳情書を提出した。
これに対し、郡市長は大規模な森林伐採を伴う開発は、市民の暮らしにも大きな影響を及ぼすとして、宮城県や国と連携を図り事業計画の把握に努めていくと、話した。
秋保小学区連合町内会・大江広夫会長
「本当に私たちの生活の安心安全を保っていけるのか、そういった所を一番に懸念している」
住民団体によると、仙台市太白区秋保町周辺の600ヘクタール以上の山林に、沖縄県の再エネ事業者が、太陽光パネルを製造する工場や太陽光発電所の建設を、計画している。
仙台市では、森林地域での太陽光発電事業に対する環境アセスメントについて、来年1月から新たな手続きを導入する考えだ。