<太陽光パネル製造工場>仙台市太白区秋保町周辺で建設計画 仙台市は<建設不可能>との見解 予定地は建築物の立地が制限される『市街化調整区域』
仙台市太白区の秋保町周辺で太陽光パネル製造工場の建設計画が持ち上がっている問題で、仙台市は予定地は建築物の立地が制限される『市街化調整区域』だとして建設は不可能だとしている。
住民団体によると、この計画は仙台市太白区秋保町周辺の600ヘクタール以上の山林で、沖縄県の再エネルギー事業者が太陽光パネルを製造する工場や太陽光発電所を建設するというものだ。
建設予定地の地権者には、2027年に着工し2031年に操業を目指すと事業者から説明されているという。
これについて仙台市は、事業者がこれまでに住民に提出した資料を基に予定地を確認したところ、建築物の立地が制限される『市街化調整区域』だとして「太陽光パネル工場などの建設は認められない」としている。
一方で「太陽光パネルを設置する事」に関しては、計画地のほとんどのエリアで土砂災害特別警戒区域などの『設置規制区域』には該当していないということ。
18日までに事業者から市への連絡はなく、市では計画の意図や状況の把握に努めたいとしている。