【報道公開】仙台市役所新庁舎へ 約60年使われた議会棟の解体工事<2028年度利用開始>
仙台市役所の建て替えに伴って解体が進められる市議会棟の工事が7日、報道公開された。
伊藤悠貴 記者
「仙台市役所本庁舎の解体に続いて、議会棟の解体も行われています。市役所建て替えに向けた工事が着々と進んでいるようです」
取り壊しが始まったのはいまから約60年前、1965年に完成した仙台市の議会棟。
重機を使い、4階建ての建物は正面玄関から解体されていった。
仙台市役所が新しくなると、議会は最上階の15階と14階に集約され、内装は木材が使用された温かみのあるデザインに生まれ変わる。
仙台市本庁舎整備室 藤田考一 室長
「これまで市政の重要課題について議論されてきた議会棟が解体されるということで感慨深い」
議会棟などの解体工事は今年8月末ごろまで行われ、利用開始は市役所本庁舎と同じ2028年度を目指している。