〝西の明石に、東の志津川〟志津川特産マダコの水揚げ始まる 豊漁が期待され”2週間”早い解禁(宮城・南三陸町)
宮城・南三陸町志津川特産のマダコの水揚げが、17日から始まった。
17日午前5時半、〝西の明石に、東の志津川〟とも言われる志津川湾で獲れたマダコが、魚市場の岸壁に次々と水揚げされた。
南三陸町では、例年11月から漁が解禁されるが、今年は夏頃からマダコの姿が多く見られていて豊漁が期待されることから、2週間早い解禁となった。
大きさは1キロ前後の小型が中心だが、これから年末に向けて需要が高まるため関係者は今後の水揚げに期待を寄せている。
漁師
「(水揚げは)まあまあぐらいか な、ただサイズが小さめ。温暖化で獲れる魚が穫れないから、タコ獲れて欲しいなと。それだけだね」
宮城県漁協志津川支所・行場博文運営委員長
「タコにはかなり期待かけていますので、これからだと思っています」
志津川湾でのタコ漁は、来年1月末までの予定だが、今後の水揚げ状況によっては漁期の延長を検討しているという。