29日午後、宮城県南三陸町。

岡崎大知アナウンサー
「能登地震で被災した商店街を応援しようと、今度はここ南三陸から恩返しです」

こちらの水産加工会社では能登半島地震で被災した石川県七尾市の「一本杉通り商店街」へ向け特産のタコの加工品などを発送した。

マルセン食品 三浦洋昭 社長
「全国、全世界の様々な方々から もらった恩をですね少しでも恩返しということでやれればいいかな」

13年前の東日本大震災で南三陸町では三浦さんら商店街の店主が全国から支援を受け発災から2か月経たずに初めての「福興市」を開催した。

三浦さんらは「福興市」を開いた経験から「一本杉通り商店街」に「商いを再開した方がいい」とアドバイスを送った。
これを受けて「一本杉通り商店街」では今月11日に「復興マルシェ」を初めて開催。
次回の開催が3月2日(土)に予定されていることから三浦さんらが「復興の後押しに」と今回も地元の商品を無償で提供することを決めた。

マルセン食品 三浦洋昭 社長
「全国から大きな支援を受けてそれでようやくここまで来られたと思っている。本当に少しですけども七尾市の一本杉通り商店街の皆さんに元気になっていただきたい」

現地での売り上げは被災した商店の復興に活用される。