原爆や戦争の体験の記念誌 来年発行へ 被爆・終戦80年の節目に被爆者運動の歴史も振り返る《長崎》
被爆・終戦から来年で80年の節目を迎えるのにあわせ、原爆や戦争の体験を記録した記念誌が発行されます。
記念誌を発行するのは、長崎原爆被災者協議会です。
新たに被爆や戦争の体験を募集して掘り起こすほか、被爆者運動の歴史を振り返ります。
記念誌の編集委員長を務める被爆者の溝浦勝さんは、平均年齢が85歳を超えた被爆者からのラストメッセージになるだろうと話します。
(記念誌編集委員長 溝浦 勝さん)
「本当に長崎を最後の被爆地にするためにご協力をお願いしたい」
来年8月9日の発行を予定していて、被災協は聞き取りや編集などの協力者も募集しています。