「料理とお酒のペアリング楽しんで」 県産酒の試飲商談会 お酒の新たな楽しみ方とは?《長崎》
県内の酒蔵が集結し、自慢の商品をPRしました。
料理と合わせた県産酒の飲み方を提案する商談会が開かれました。
(県酒造組合 山内 昭人 会長)
「それぞれいいものがあるので、みなさんそれを参考にしながら蔵元の幅を広げていければと思う」
長崎市のメルカつきまちで開かれた「試飲商談会」は、県内21の酒造メーカーが協力して開催しました。
飲食店や宿泊施設などの担当者に対し、各メーカーの酒の特徴をPRしたほか、県産酒をよりおいしく楽しめる料理やおつまみとの組み合わせを提案しました。
(壱岐の酒造メーカー)
「本来焼酎は和食に合うが、甘いチョコや肉系のサラミを一緒に飲んで食べてもらいたい」
米作りから取り組む平戸市の福田酒造のおすすめは…。
海をイメージした日本酒「福海」と、手作りのみりんかす、酒かすで作った ”かす漬け” の組み合わせです。
(参加者)
「甘みと刺激がマッチしておいしかった。お客さんからどういったお酒なのか聞かれることもあるので、話していただいたことを取り入れつつ、お勧めしたい」
一方 森酒造場は、濃厚な甘みと酸味が特徴の「貴醸酒」とバニラアイスを合わせ、“大人のデザート”として提案。
(参加者)
「日本酒って女性は抵抗ある人もいると思うが、抵抗なく頂けそうだなと。いろんな発想でいろんなことに使えそうだなという楽しみを想像した」
諫早の酒蔵「杵の川」の 瀬頭りつ子さんは県内初の女性杜氏。
初心者にもおすすめのお酒は…。
(杵の川 杜氏 瀬頭 りつ子さん)
「きょう持ってきたお酒の中で “TOKUBETSU13” というお酒がある。通常は日本酒はアルコール度数15度、ちょっと低め日本酒の導入酒として飲んでもらえれば」
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
「香りがいい。華やかな香りがします。すっきりしていて飲みやすい。ほのかに甘みを感じて、お酒が苦手な方飲みやすい」
(杵の川 杜氏 瀬頭 りつ子さん)
「長崎も地元のおいしいものがたくさんある。それぞれに合うお酒があると思うので、ぜひペアリングを楽しんでもらいたい」
4日の商談会には約130人が来場し、新しい酒の楽しみ方に触れました。
今後も定期的に開かれる予定です。